青空を横目で眺めつつパスタを茹でていた。 空はどんどん黒い雲を引き連れてあっという間に雨を降らせた。 少しはあの子の涙も入っているんだろうけど。 でも私はこんな風に閉じ込められるような雨が嫌いじゃない。
洗濯物は取り込んだし、暑い夏の入道雲が出た時のような雨で
お母さんとポツポツ話しながらパスタを食べた。 雷はドンドン大きくなり雷が好きな私は
大きな音の地鳴りや稲光をベランダの入口に立ち眺めた。 近所の子供の泣き声がきこえたりしてた。 私はキャンドルを出して並べた。 ナゼか停電になる気がした。 予感は的中。 一時間ばかりの停電。冷蔵庫を気にしたり、雷を眺めたり。 夕方の仄暗い空間に閉じ込められたまま。 この時間までには電気も復旧するだろうと何となく思いながら 音に聞き入りながら、お茶をのんだ。
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>葉にあたる雨の音がカリンバみたい。
こういう自然が作り出す音ってとても好きです。