新年早々申し訳ないけど、明るい話題ではありません。
今日は前から決めていた『ダーウィンの悪夢』を見に行った。去年から気になっていてやっとこさ見に行った。
批判の声もあったりもするけど、私はコレはコレで、いい映画だと思う。実際、この世界に貧困にあえぐ人たち
の生活って、このドキュメンタリー映画よりも酷かったりするだろう。
ただ、私達先進国の人の食生活でこのような事態を巻き起こしていることも忘れてはならないし、
外来魚が生態系を壊すことの事実も忘れてはいけない。この外来魚の話がメインに進んでいくのだけど、
日本でも問題になったブラックバスの事を思い出した。あれからブッラクバスはどうなったんだろう?
今回のタイトルにスターン報告書を入れたのは、直接的にコレに関係しているわけではない。
スターン報告書、まずコレについて存在自体知らなかった。
”天国は~”のmayuちゃんから聞いて知ったぐらいなので。
スターン報告書の日本語訳も出されているので読んでいただければ分かると思うけど
温暖化について書かれています。内容は読めば分かるない様なので割愛させてもらうけど
私の思っていることがココで文章になっていたので、抜粋させていただくと
【影響を受けない国は無い。弱い立場にあるもの-貧しい国や人々-が一番先に大きな痛手を被るだろう。
彼らは地球温暖化の原因に殆ど関与していないにも関わらず。洪水、干ばつ、嵐をはじめとする異常気象に
起因する経済的費用は国の貧富に関わらず上昇している。】
私がいつも思うのは汚染にしろ、異常気象にしろ、貧しい国や人々が無き寝入りするしか無い状態に
なってしまっているのが、本当にふがいない。
そして、その原因を作ってる国の人は環境のことに無関心な人がとても多い。
自分の子供がしっかり育ってくれれば、健康であれば。本当にそれだけでいいのかな。
ダーウィンの悪夢の中の最後の方に出てくるのだけど、魚を輸送する人の台詞で、
『でも、どうすればいいのか、わからないんだ。』これにすべて入っていると思った。
生きるために魚をとって、生きるために売春をして、恐怖から逃れるために酒を麻薬を。ビジネスだ。
大きな歯車で動いていて、変えたくてもどうすればいいのかわからない。誰だって、そう、幸せでありたい
願ってる。でもこの状態から抜け出す方法だって分からない。
私達に出来ることは、沢山あるとおもう。
少なくとも、寝るところもあり、ご飯もある。物を買うときに選択できる。安いなんて基準でなく。
スターン報告書にも書かれている(猫さんともmixiでコメしあったように)低炭素社会への切り替え。
ダーウィンの悪夢だって片方の見方しか出来てないかもしれない。
それでも事実であることには変わりない。
全世界が悪夢とならないために。悪夢となってもそこに人は住まなくてはならないのです。
出来ることはまだ沢山、あります。
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コメント
そして、アルピニストの野口けんが言ってましたが環境問題は”諦めないこと”が大事って。
カンタンに出来そうなこと、発見したらいち早くおしえますね♪
やっぱり、meowさんとかにそういう風にいってもらえると嬉しいです♪
アル・ゴアが大統領選に勝っていたら。。。と思うと、やりきれない。
でも世界はころがりつづけるね。動きに敏感になること。「ハチドリのひとしずく」の心意気で、たくさんポトリをおとしていこうね。
映画「不都合な真実」
http://www.futsugou.jp/
「ハチドリ計画」
http://www.hachidori.jp/
1/20から公開だから不都合な事実見に行くの♪
ゴア氏も六本木に来るらしい。
うん、ポトリをね!necoちんもダーウィン見てねー!
腐った魚からでるアンモニアガスで目がなくなってしまった女性を見たとき一瞬止まっちゃったよ自分。
この映画が出されてから、アフリカの政府が”この映画はデタラメだ!”って漁村の魚のあらとか綺麗サッパリ処理してしまったとか。
そんなにすぐ動けるなら、打開策あるだろうよ・・・。
しかも食料援助(WFPじゃなかった気がするケド)一日1ドル以下だっけな。先進国の捨てられる食事とファーストフードとかを思うとゾッとしたわ。
日本の一流と言われてるホテルではキチンと残飯は肥料になったり対策練られてるのにね、莫大なお金をかけて。
何だか散文だわね。
こう思っている人は、私を含めて本当にたくさんいると思います。
でも、簡単なことから、自分の知っていることから始めていくと、少しずつでもどうすればいいのかがわかってくるのかな?と思っています。
寝るところにも、食べるものにも困らないし、趣味なんかも持てる。こういう状況だからこそ、気付きにくいし、行動へ移しにくいんだよね、きっと。
ありんこちゃん、私たちにできることを、またいろいろ教えてください。