E-MAILが届いて目覚めた。
内容はとても素敵だったのに窓から入る色は
反対に灰色だった。
窓を開けたら、秋よりも冬に足を踏み入れたかのような感覚だった。
空は各箇所に雲の形を残しているけど物凄い重さで囲ってる。
猫が最近ふとんの上ではなく中に入ってくるようになった。
吹く風は夏なんて季節があったことを忘れさせるような匂いをのせて
吹いてくる。
その風には金木犀の匂いもつれてきた。
雨の上がった空気に乗った金木犀のにおいは、ワインが空気に触れて花開くようだった。
秋の気配が姿を消し始めたのかと思っていたら
暦上、今日は寒露だった。
もう、晩秋。やけに、早い気がした。
夏が長すぎたのかもしれない。四季もキチンと巡らなくなってきてしまって
いるけれど、それでも秋をまだ感じれることが出来て嬉しかった。
金木犀が香り始めたらほうじ茶が美味しい季節の合図だ。自然の声は
色んなところに、落ちていて。
それをポツポツ拾いながらいこう。
【寒露】朝露を踏むと一段と冷たく、そぞろ秋が深まり行く侯となります。
晩秋から初冬の間の露。
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コメント
>雨の上がった空気に乗った金木犀のにおいは、ワインが空気に触れて花開くようだった
というくだりが大好き。
綺麗な文だなぁ。
時間はどんどんめぐっているけれど
肌で感じて 少しずつ それらを拾っていこう。
見過ごすのでなく。
というくだりが大好き。
綺麗な文だなぁ。
時間はどんどんめぐっているけれど
肌で感じて 少しずつ それらを拾っていこう。
見過ごすのでなく。
posted by Baroncia at 2007/10/10 21:26 [ コメントを修正する ]
バロンさん
なんだか、こういう文前はスラとよく書いたなぁ。と思い書いてみました。
私も書いてて、ウム、これ好きというくだりなんですよ。オホホ。
ちょうど、サントーバンという年代モノをいただいた時に、あらーこんなに空気に触れると花開くのねーと知ったのでした。
沢山の季節の落し物を毎日ちょろちょろひろっていきます。
>
私も書いてて、ウム、これ好きというくだりなんですよ。オホホ。
ちょうど、サントーバンという年代モノをいただいた時に、あらーこんなに空気に触れると花開くのねーと知ったのでした。
沢山の季節の落し物を毎日ちょろちょろひろっていきます。
>
栗のうまい季節ですね。納豆ご飯食べてる場合じゃないわ。
今年はいつもよりにほいを沢山感じます。
あれですかね、金木犀を植えてるひとが増えたんですかねぇ。
栗。栗食べたいなぁ、誰か!剥いてくれ~!でゴザイマス。